小学校の成績は、どのようにして決められているのでしょうか?
テストの点数?
授業中の態度?
提出物?
小学生の成績表である通知表の成績の仕組みについて調べてみました。
成績の仕組みが分かれば、成績を上げる方法も分かるはずです。どうすれば成績が上がるのか。調査した結果を紹介します。
小学校の成績(◎〇△)の仕組み
小学校の成績、通知表(あゆみ)の成績の付け方について調べてみました。◎や〇、△が付けてある成績です。
小学校の成績は、テストと授業中の評価で付けられます。学校ごとに若干違いがあるようですが、基準は次のようになっています。
◎・・・テストや授業の評価で90点以上
〇・・・テストや授業の評価で60点~89点
△・・・テストや授業の評価で59点以下
90点以上などの点数は、教科や学校によって違いがあるようですが、成績は点数によって付けられるということです。
国語や算数のような紙のテストがある場合は分かります。しかし、音楽や体育はどうなるのでしょうか?
それは実技テストのようです。実技テストで点数が付けられていて、そのテスト結果と授業中の評価で成績が出されます。
いつの時代の勉強も、最終的にはテストとは切っても切れない関係なのですね。
毎日の勉強も大切
テストの点数は、テスト用紙が返却されるので分かりやすいですが、授業での評価は分かりません。これは先生にしか分からないことです。
自分の子供の評価がどうなっているのか気になるところですが、こればかりは調べることができないです。
一つはっきりとしたことは、テストばかりではなく、毎日の授業での勉強も大切だということです。テストの点数だけ良くても、通知表での成績は上がらないということになります。
テストの点数はいいのに通知表は・・・
テストの点数は高いのに、通知表の成績が良くない場合があります。同じように悩んでいるAさん(小学校4年生)の例を考えてみましょう。
Aさんは、算数のテストはほとんど100点、悪い時でも90点は取っている算数大好き少年です。ですが、通知表の算数の成績は、毎回「○」ばかりです。悪くはないかもしれないのですが、できれば「オール◎」になりたいと願っています。
なぜAさんは、算数の成績が○ばかりなのか?
実はその原因は、算数の授業中のAさんの態度にありました。Aさんは、算数が得意なため、授業で勉強する内容はすでに理解しています。授業中は「もう知ってる。つまんない。」を連発していました。授業中の練習問題でも、分かり切ったことを繰り返すのが面倒で、集中していません。授業中のおしゃべりや忘れ物も目立ちます。他の子が発表するときにちょっかいを出すこともしばしばです。
これはとても分かりやすい例です。
テストの点数は、正解の数で点数がつけられます。全部正解していれば100点です。
通知表は違います。テストの点数も大切ですが、学習の態度や授業中の理解度も含まれます。授業中の理解度や発言の様子、ミニテストなど、テスト以外の成績が良くないことで、通知表の成績は上がらないのです。
ですから、Aさんが通知表の成績を上げようとするなら、授業中の態度を改め、学習に集中するようにすればいいわけです。
かなり極端な例ですが、算数以外でも同じように授業中の態度は重要です。
どうすれば成績は上がるの?
小学生の成績を上げるにはどうすればいいのか?
よくある質問ですが、答えはシンプルです。小学生の成績は勉強すれば上がります。塾や家庭教師、様々な勉強テクニックなど、成績を上げる方法はたくさんあります。しかし、基本的に勉強にお金は必要ありません。
教科書や学校で配られるドリルなどを使って、毎日の予習復習をしっかりとしていくだけで十分です。これ以上の勉強方法はないと思います。
さらに勉強したい場合や、お子さんだけの勉強では不安な場合に、塾や家庭教師、通信教育を利用するといいと思います。
勉強は学校で教えてくれます。家での勉強は、毎日の予習と復習で十分です。
小学校の成績のまとめ
小学生の成績は、通知表で家庭に伝えられます。通知表の成績は、テストの点数と授業の評価で付けられます。
通知表の成績を上げるには、テストで高い点数を取り、授業中も真面目に積極的に勉強しておく必要があります。
成績を上げる方法は、勉強することです。特別な方法で勉強するよりも、毎日の予習復習をしっかりとすることが成績アップにつながります。
家で勉強する習慣をつけることが、成績アップの近道です。
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