学年が上がるにつれて英語を苦手と感じる小学生は増えます。英会話スクールに通わせないと、英語ができるようにはならないのでしょうか?
なぜ英語を苦手に感じているのでしょうか?
英語が苦手な原因の一つは、「英語に慣れていないこと」です。
小学生が英語を聞いたり、話したりする時間は、学校の授業中がほとんどです。放課後、友達と英語で会話しながら遊んだり、家族と英語でおしゃべりしたりすることは、ほとんどないでしょう。
英語を練習する時間がないのです。
その結果、英語を苦手と感じる小学生は増えていってしまいます。しかし、英語は練習をすれば慣れることができます。小学生の時期は、とくに英語に慣れていくチャンスです。
今回は、英語が苦手な小学生のための勉強方法を紹介します。1日15分くらいの練習ですので、子供も親も負担に感じません。英語が苦手なお子さんに、ぜひお試しください。
苦手の原因は英語に慣れていないから
英語を苦手と感じているお子さんは、多くが家で英語の勉強していません。
学校のからの宿題としても、英語は少ないと思います。家では、プリントやノートに英語を書く勉強が多いのではないでしょうか。
小学校の英語は、「英語を聞いて話すこと」がメインです。
どれだけ英語を書いたり、写したりしても、英語を話せるようにはなりません。
英語を話したり、聞いたりする力は、「英語を話す・聞く勉強」をすることでしかついていきません。
では、どうすればいいのでしょうか?
結論は、家でも英語を聞いたり、話したりする練習をすることです。
英語を聞いたり、話したりする練習をすれば、英語に慣れ、英語ができるようになっていきます。
私たちが日本語を覚えるときも、毎日日本語を聞いて慣れていったからです。突然日本語でしゃべれたわけではありませんよね。
英語を繰り返し聞くことで、意味がわかるようになっていきます。
よく聞いた英語は、話す練習をすれば使えるようになっていきます。
英語を聞いて話せるようになれば、英語の成績はぐんぐん上がっていきます。
英語に慣れるコツ
ただ動画やCDを見せているだけでは、英語に慣れていきません。
・どんな場面で使うのか
この2つを考えながら英語を聞くことが、英語に慣れていくコツです。
小学校の英語の授業では、いろんな場面の会話やゲーム等によって英語に慣れていきます。
「好きな食べ物を伝える」勉強の場合
こんな英語の話し方を勉強します。
・I like apples.
・I like cakes.
食べ物の単語を覚えるために、フルーツバスケット等のゲームで英語の練習をします。
この勉強をする前に、家で2つの勉強をしていたとします。
・apples,cakes.bananas,eggsなどの食べ物の言い方
すると、小学校の英語の勉強は、以前よりもわかるようになっていきます。
わかるようになると、お子さんは「英語は楽しい、得意だ」と感じるようになっていくでしょう。
「英語が苦手」から「英語は得意」へと変わっていくのです。
算数などのように難しい計算や図形問題があるわけではないので、きっと苦手な英語を克服できるでしょう。
CDを使った教材は、こちらもおすすめです。
➤【世界の七田式!】35日完結バイリンガル英語脳プログラム<七田式>
ゲーム感覚で英語に慣れていくことができます。
全学年共通です。
家庭でできる英語の学習方法
小学校での英語の力とは、「英語をきく力」「話す力」「書く力」です。
英語の力は、毎日15分程度の英語の練習をしていくことで身についていきます。
①CDや映像で英語をきく
②CDや映像をまねて英語を話す
③プリントで英語を書く練習をする
今の学年よりもひ一つ前の学年の教材を使ことがおすすめです。
一度学校で勉強している内容ですので、スムーズに進みます。
意外と簡単に英語の勉強が進むことで、「やればできるかも!」という自信をつけていくことができます。
おすすめの教材は「教科書ワーク」です。
小学3年生用から販売されています
教科書ワークで英語の音声をきくためには、タブレットやパソコン、スマホが必要です。
教材に取り組むときのポイントがあります。
・必ず「英語をきく」ことから始める
・〇つけまで必ず行う
時間は長引かせず、短時間で行うことが長続きのコツです。15分や20分と最初に決め、それ以上延長しないようにしましょう。
1日に多くの勉強をするよりも、長い期間続けることが効果的です。
必ず声に出して練習するようにします。英語はきいて声に出すことで上達していくのです。
練習におすすめの教材
紹介した「教科書ワーク」は、小学生の英語の勉強におすすめです。1回の学習が15分~20分で終わるようにつくられています。学校の教科書にも合わせてつくられているので進めやすいと思います。お近くの書店にも置いてあります。無い場合はネットで注文しましょう。
英語の練習方法のコツをつかんだらレベルアップをしましょう
小学校英語に慣れてきたらレベルアップを
家での練習(CDなど)が進み、問題集が2冊終わるころには、英語にも随分慣れてきたことでしょう。苦手な英語は、すでにそれほど苦手ではなくなっているはずです。
英語の教材もレベルアップの時期です。近くの書店で「教科書ぴったりトレーニング」シリーズを探してみましょう。教科書ワークと似ているので、同じように学習でき、小学生にピッタリの問題集です。
ネットショップで購入する場合は、教科書の出版社と同じものを購入するようにしましょう。
問題集をレベルアップさせても、勉強時間の延長は慎重に。お子さんと話し合って15~30分程度の無理のない時間にしましょう。
英語の勉強習慣が身についてきたようでしたら、通信教育もおすすめです。英語の勉強から算数、国語、理科社会まで、全般的に勉強できます。学力アップが期待できます。
小学生、中学生におすすめなのはポピーです。無料サンプルがありますのでお試ししてみましょう。1回の勉強が短時間で終わるようになっているので使いやすいと思います。
小学校の英語にも慣れてきているところですので、苦手意識なく勉強にはいることができるでしょう。今からが、お子さんの学力が伸びる時期です。
ポピー以外の通信教育はこちらで紹介しています。
➤小学生向け通信教育を徹底比較
参考になれば幸いです。
英語に慣れてくるまでは無理させない
教材や通信教育選びで失敗しないためのちょっとしたアドバイスです。
英語に慣れるまでは、いきなり問題を繰り返したり、意味を読み取らせたりしないことです。
親としては、一刻も早く上達してほしいと願うものです。
ついつい「ここの意味は?」「発音が違う!」など、気がついたことを口にしてしまいがちです。しかし、これはよくありません。
「継続は力なり」で、続けることで少しずつ上達していくのですから、あせらず見守るようにしましょう。英語の場合は、親もいっしょに勉強してみることは効果的です。
お子さんが、「英語って簡単だ!難しくない!」と少しでも感じるようようになれば、どんどん英語は上達していきます。
まとめ
小学生のお子さんが「英語が苦手」の場合、家で英語の練習をすることで克服できます。
1日15分間の毎日の積み重ねがとても大切です。続けることは意外と難しいですが、親子で協力すれば必ずできます。
子供の成長は早いです。今、お子さんが困っているのであれば、ほんのちょっと時間をつくって、勉強につきあってあげてください。