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小学生に必要なのは国語の力!読む力で学力アップ!

小学生の勉強で一番重要なのは『国語の力』です。子供に何の勉強からスタートさせるか迷ったら国語です。なぜ国語が重要なのか。どうすれば国語の力がついていくのかをまとめます。

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なぜ小学生には国語が重要なのか

子供には発達段階というものがあり、その年齢ですごく発達していく能力があります。小学生の年齢で一番伸びていくのは「言葉の力」です。

幼稚園・保育園まではひらがなすら書けないのに、小学校を卒業するころにはひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、英語ができるようになっています。特にひらがなとカタカナについては、小学校の1年生の1学期・2学期でマスターしてしまいます。

国語が重要な理由は他にもあります。国語以外の教科のほとんどが、教科書を使って勉強していきます。教科書は日本語で書かれています。教科書を読めなければ、算数も理科も社会も勉強は進みにくいのです。

小学校で国語、社会、英語を勉強する時間を比べると

小学校の時間割を見ても、国語が一番重要なのは分かります。実は小学校では、法律でどの教科を何時間教えるということが決められています。
1年生・3年生・6年生の勉強時間を比べてみます。

学年 国語 社会 英語
小学1年生 306
小学3年生 245 70 35
小学6年生 175 105 70

どの学年でも、国語の勉強時間がトップなのが分かると思います。小学校では国語が最重要教科なのです。

 

国語の力をつける方法

国語の力をつける方法はたくさんあります。ですが、あれこれやってみても、なかなか国語の力はついていきません。

理由は、国語には「読む」「書く」「話す」「言葉が分かる」の4つがあるからです。

文章が読めるようになって欲しいのに、書く練習ばかりしても効果はあまりありません。

よくある間違いが、漢字の練習です。新しい漢字を練習して、書けるようになる漢字の練習は大切な勉強だと思います。

学校の宿題で、一番多いのが漢字の読み書きではないでしょうか?毎日のように宿題に出ていたりしますよね。

でも、漢字の練習をいくらがんばっても、文を読んだり書いたりする力は伸びていきません。漢字を書く力だけがついていきます。

では、国語の力で一番重要なものは何でしょうか?

実は「文を読む力」です。教科書もテストの問題も、読めなければ内容も答えも分からないからです。

 

読む力をつける方法

読む勉強ってどんなことをすればいいの?

国語で読む勉強というと、「声に出して本を読む」「だまって読む」などが考えられますね。

小学校でも、授業で読む練習はあります。でも、「読み取り」ということは、あまり上手になってはいません。

実は小学校では、昔のように「読み取り」という勉強を重視してはないからです。誤解しないでいただきたいのは、読み取りを先生が軽く見ているということではよいありません。

授業で読み取りにかける時間が、以前より少なく割り当てられているのです。

よいどちらかといえば、読んで話し合ったり、読んで書いたりする勉強が増えています。「話す」「書く」ことを詳しく勉強する傾向があります。

その結果、昔よりも読み取りの勉強は少なくなってきているということです。

では、読み取り、つまり読む力をつけるには、どうすればいいのでしょう?

 

読む力は、読む練習をすることでついていきます。

読む練習とは、書かれている内容を理解しながら読む練習をするということです。これは訓練していけば、誰でも上達していきます。

それでは、方法を説明します。

①前学年の国語の問題集を準備します。
②1日5分間、1枚取り組みます。
③〇つけを行い、間違いはやり直します。

ポイントは、今のお子さんの学年よりも1つ前の学年の問題集を使うところです。お子さんにとっては簡単に感じる問題集がいいです。できれば1枚1枚切り離して使えるプリント式のものがベストです。

子供は簡単な問題には取り組みますが、難しかったり面倒だったりすると取り組みません。まずは、かなり簡単に感じる問題集を1冊終わることができるようにします。

問題集は「読み取り」の問題集にします。例えばこちら。

漢字や作文まで入っているものは選ばないようにします。漢字の練習と、読む勉強は別なのです。

「文章理解」や「文章読解」、「読み取り問題」などと書かれた問題集を選ぶようにしてください。小学生向けの問題集が置いてある書店には、必ず置いてあると思います。

1枚5分もかからずに終わるので、お子さんも嫌がらずに勉強します。

勘違いしないでほしいことは、2~3回問題を解いても何も変わらないということです。1回5分程度の勉強をしても、すぐに効果は出ません。

でも、これを30日間続けるとどうでしょう。

60日間続けてみると?

確実に始める前よりも、お子さんの読む力はついているはずです。この状態になって初めて「今の学年の問題集」をさせるようにします。無理なく、確実に読む力がついていきます。

最後にアドバイスです。〇つけとやり直しまで確実にするようにします。やっただけ…はダメです。間違いを理解することで学力はついていきます。家庭で勉強させる場合、できれば最初は親が〇付けするほうがいいかも。

こちらでも読み取りの練習については紹介しています。

【質問】小6で国語の文章問題が苦手です

書く力をつける方法

書く力も、書く練習をすることでついていきます。ただ、なかなか問題集は見つかりません。ですから、書く練習はノートを使います。

小学校では、作文などの文づくりを3つに分けて教えています。「はじめ」「なか」「おわり」です。高学年では。「序論」「本論」「結論」となります。言い方は違いますが、同じことです。

ですから、文を書くときに3つに分けて書くように練習すればいいのです。練習方法を説明します。

①週に1回作文の日を決める。
②題は大人が決めておき、作文を書かせる。
③書いたものは、必ず大人が読み感想を伝える。

ポイントは、10~20分程度で終わる内容にするということです。題は大人が決めておきます。子供が楽しく書けるような題名にします。

書いたものはすぐに読んで感想を伝えましょう。子供の次のやる気につながります。

また、書いた作文は、ファイルなどに綴っていき、作品集にしておけば、数年後には思い出の品へと変わります。親として、これを読むのは楽しいものですよ。

それでは、子供に書かせる題をいくつか紹介します。週に1回なので、6か月分ありますよ。

【書く練習に使える作文の題名】
・○年生(お子さんの学年)になってうれしかったこと
・遠足で楽しかったこと
・こまっていること
・家庭訪問で先生にききたいこと
・勉強でがんばること
・学校でよく遊ぶ友だち
・国語の勉強でとくいなこと、にがてなこと
・算数の勉強でとくいなこと、にがてなこと
・理科の勉強でとくいなこと、にがてなこと
・社会の勉強でとくいなこと、にがてなこと
・先生のおもしろいところ、へんなところ
・大好きな給食とにがてな給食
・今日の休み時間のできごと
・学校で楽しみなこと、楽しみのでないこと
・今ほしいプレゼント
・運動会でがんばったこと
・お母さん(お父さん)へ伝えたいこと
・将来の夢(大きくなったら、なんになる?)
・学校で一番好きな場所
・学校で行きたくない場所
・自分の長所と短所
・今日がんばったこと
・夏休みにやりたいこと
・冬休みにやりたいこと
・宿題はいつするほうがいい?
・大好きなテレビ番組

高学年になってくると、「お米とパン、どっちがえらい?」など、面白い作文に挑戦してみてもいいですね。

子供に書かせるお題は、身近にたくさんあると思います。子供が書くことを楽しめる時間になるといいです。

 

教材や通信教育の利用は?

お子さんに本気で勉強させたいのであれば、やはり市販の教材よりも通信教育がおすすめになります。それは、問題の数が多く、レベルが高いからです。特に国語のお話をします。

書店やネット通販で国語の問題集を探してみても、実はあまり多くはありません。数冊程度ですし、やや古い教材が多いです。また、問題の数も多くはなく、レベルは標準的なものばかりです。

もちろん標準的な問題が解けるようになれば問題はないのですが、国語が苦手な子にとって標準的な問題は難しいのです。

簡単な問題から標準、難しい問題へと移り変わっていくのがベストです。この3つを満たすのが通信教育の教材です。基本的に毎月問題が送られてきますし、最新版です。問題も簡単なものから難しいものまで順に出されています。

子供が「どう勉強すれば学力がアップするのか」と徹底的に調べて作られています。

小学生向け通信教育の中でも、1番のおすすめはポピーです。流行りのタブレットを使わない通信教育ですが、紙に書くことを大切にしてある通信教育です。

特に国語の文章問題が充実しているので、国語の実力をアップしたいお子さんにはピッタリの通信教育になります。どんな問題があるのか無料サンプルで試せますので、一度取り寄せてみてください。できればお子さんに問題を解かせてみましょう。市販教材との違いがよく分かると思います。

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