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小学生は社会が嫌い?社会が苦手な理由と克服する勉強法

社会の勉強が苦手な場合、少し勉強を工夫することで克服できます。小学生は家庭での社会の勉強が不足している場合が多いです。

例えば、学校からの社会の宿題はできていますか?

ほとんどの宿題が国語と算数ではないでしょうか。社会の宿題は、あまり見かけない場合が多いです。

つまり、宿題が出ないということは、家で社会を勉強していない子が多いということになります。

勉強のコツさえつかめば、苦手な社会はすぐに得意な社会へと変わります。

ここで分かること!
・社会が苦手な理由
・社会の勉強方法

 

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小学生で社会が苦手な理由と原因

社会の勉強を苦手だと感じる一番の理由は、テストの点数が悪いことが原因です。どんなに授業を楽しく受けていても、テストの点数が悪いと「社会は苦手だ!」と感じてしまいます。

では、なぜ社会のテストでよい点数がとれないのでしょうか?

それは社会を学校の授業だけでしか勉強していないからです。国語や算数と違って、社会の場合はほとんど宿題も出されません。家で社会の勉強をする時間は、圧倒的に少ないのが現実です。

試しにお子さんに、1週間でどれくらい社会の勉強をしているか確認してみてください。残念ながら、ほとんど勉強していない状況がお分かりいただけるかと思います。勉強していたとしても短時間ではないでしょうか。

つまり、社会を小学校の授業で勉強して、ろくに練習問題も復習もせずにテストを受けている姿が現状です。それで高得点がとれているのであれば、かなり優秀なお子さんです。多くのお子さんには、大切な「覚える」「練習問題」という勉強が抜けています。

✖【苦手になる場合】
学校の授業 → いきなりテスト(学校のテスト)
〇【得意になる場合】
学校の授業 → 覚える → 練習問題 → テスト(学校のテスト)

特に不足しているのは、覚えるという作業です。

小学校の授業では、教える時間はあっても記憶させる時間はとってありません。どんどん先に進んでいきます。授業の最後に「今から、今日勉強したことを覚えましょう」と授業中に5分ほど覚える時間があるといいのですが、まず時間が取れないのが現実です。

覚えることは子供自身の勉強だとされているのです。ですが、家庭も子供もこのことを知りません。

結果、勉強したことが身についていかないということになるのです。

練習問題も同じです。社会のプリントや練習問題は、そもそも教材として少ないです。小学校でもあまり使われていません。

でも、歴史の人物や出来事、工業や農業、漁業など、覚えるべき言葉はどんどん出てきます。

どうすれば苦手な社会が得意に変わるのかというと、「覚える」「練習問題」をするようにします。

そんなに多くの時間は必要ありません。小学生の社会は、国語や算数ほどは覚えることが多くありません。1週間に合計1時間くらい勉強すればOKです。詳しくは後ほど紹介します。

社会の教科書を読めない場合は読解力不足

家でも社会の勉強を頑張っているのにテストの点数が悪い場合は、別の原因が考えられます。それはズバリ読解力の不足です。社会の教科書を読めていないということです。

試しに社会の教科書を音読させ、書いてある内容を尋ねてみてください。文章を読んだのに理解できていない場合は、読解力不足が原因だということになります。

まずは読解力をつける勉強が必要です。社会の教科書は、意外と国語の教科書以上に読解力が必要な場合がありますし、学年が上がるにつれて内容も難しくなっていきます。

苦手な社会を克服する勉強法

社会のおすすめの勉強法を紹介します。必要な物は教科書とノートです。練習問題をするための問題集も必要になります。800円前後の社会の問題集を準備してください。できれば教科書に合った問題集がいいです。

【おすすめの社会勉強法】
1 教科書を声を出して読みます。
2 読んだところで、大切なところをノートに書きます。
3 ノートに書いたことを覚えます。
4 問題集で練習問題をします。

ごく基本的な勉強方法ですが、実際にこの通りに勉強しているお子さんは少ないです。社会が苦手だと感じているお子さんには、ぜひ試していただきたい勉強方法です。

ポイントは2の「大切なところをノートに書く」というところです。

どこが大切?

それがわかっていれば苦労しないはずです。

子供が「ここが大切かな」と感じたところで大丈夫です。最初は見当違いのところを選んでばかりかもしれませんが、次第に要領はわかっていきます。「自分が大事なところだと思ったところを書いて」と伝えましょう。

 

学年別おすすめ勉強方法

小学校での社会は、3年生以上で勉強します。各学年では、子供が難しいと感じるところがあります。各学年の勉強の例を紹介します。お子さんの勉強で、特に力を入れてほしいところです。

【小学3年生の勉強とテスト対策】

3年生では地図の勉強で差がつきます。特に方位地図記号は重要です。
方位は東西南北のことです。これが地図上で聞かれると、3年生には難しく感じます。例えば次のような問題です。

答えは「北西」です。地図記号と方位、そしてどこから考えるのかが分かっていないと解けない問題です。

病院から見れば、学校はどの方角にあるでしょうか?

答えは南西です。考え方のコツは、自分が病院に立っているとすると、学校はどの方角に見えるかを考えるようにすると間違いません。

地図記号も、代表的なものは覚えておく必要があります。授業でいくつか教えられますが、基本的な地図記号は暗記する必要があります。方位と地図記号の勉強をしないままテストを受けた場合、きっと点数は驚く結果になると思います。東西南北の8方位を覚えさせましょう。次に主な地図記号を覚えさせていきます。

3年生の社会のテストでよく出されるところは、地図です。地図を見て、「港の近くには工場が多い」「川の近くには田が広がっている」などを答えさせる問題が多いです。

ですから、テスト対策の勉強では、教科書をよく読んで、出てくる地図をよく理解しておきます。

 

【小学4年生の勉強とテスト対策】

4年生では水やごみ処理、公共施設について勉強します。公共施設については、何となく理解できると思います。しかし、水やごみ処理は重要です。どのような流れで水が循環しているのか、ごみが処理されていくのかを、図で説明できるまで覚えていきます。水道水の仕組みは地域によって様々ですが、教科書に出てくる一般的な水道の仕組みは理解しておく必要があります。

水の循環は、川から浄水場へと水が集められ、きれいな水になって水道の蛇口まで届けられる様子を、図を描きながら覚えます。

ごみ処理についても同じです。ごみ処理場の図(教科書に載っています)を描き、説明を書きこみながら覚えるようにします。

5年生で日本全国のことを勉強するようになるので、都道府県を覚える勉強もおすすめです。

4年生の社会のテストでよく出されるところは、消防署や水道の仕組み、警察のはたらきです。「どんな工夫をしているのか」「どんな願いで働いているのか」という問題はよく出ています。

ですから、テスト対策の勉強は、消防士や警察官の工夫と願いをよく読んで理解しておくこと、水がどんな仕組みで家庭に届けられるのかを図を見ながら理解しておくとよいでしょう。

 

【小学5年生の勉強とテスト対策】

5年生では農業や漁業、工業について勉強します。勉強する範囲が一気に日本全国まで広がるため、実は日本地図で都道府県名を覚えておく必要があります。5年生で特に難しい場面は、工業の勉強です。工業地帯や工業地域など、日本の工業が盛んなところと特徴を覚える必要があります。

社会では、円グラフや帯グラフがたくさん登場します。グラフから分かることが何か考えながら勉強を進めるようにしましょう。

大切なことを覚えたら、今度は練習問題をするようにしましょう。

5年生の社会のテストでよく出されるところは、農業と漁業、自動車工場、テレビ局、公害の問題です。「はたらいている人の願いは?」「どんな工夫がされているのか?」ということは問題でよく出ています。

ですから、テスト対策の勉強は、どんな願いで、どんな工夫がされているのかを覚えていきます。米が作られていく過程や自動車が作られていく過程など、教科書の写真を見ながら勉強しておきます。

 

【小学6年生の勉強とテスト対策】

6年生の社会は、歴史と公民(政治など)です。まずは歴史が重要です。基本的に出てくる人名は覚えなければいけません。なんとなく覚えていると、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人も、誰が誰だか分からなくなってしまいます。

ポイントは、各時代の代表人物を「いつ、誰が、何をした」まで覚えることです。結構たいへんです。

歴史そのものに抵抗がある場合は、歴史マンガも勉強をすすめる上で便利な教材になります。購入しなくても、図書館で無料で借りることができますので、ぜひ利用しましょう。

6年生の社会のテストでよく出されるところは、いつ、どんな出来事が起きたのかということです。「吉野ケ里遺跡の写真からどんなことがわかりますか?」「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が関係する出来事は?」などは出題が多いです。

ですから、テスト対策の勉強は、教科書を読んで、各時代の写真をよく見ておきます。そして、どんな出来事があったのかを覚えるようにします。特に出てくる人物は漢字で名前が書けるようにします。

6年生で勉強する政治は、意外と難しいです。

憲法や法律が出てくるので、どんなに分かりやすい言葉で説明しても、子供にとっては普段聞きなれない言葉になってしまいます。

歴史と同様、まずは教科書をしっかりと読むことから始めます。

難しい言葉がでてきた場合、すぐにタブレットや参考書で調べるようにします。
やや面倒に感じますが、この手間を惜しまないことが語彙力を増やしていくことにつながるのです。

大切な言葉は、最低3回はノートに書いて練習します。

覚えたら、次は練習問題です。社会の問題集に出てくるような問題が、学校のテストでも出てきます。しっかりと練習しておけば、テストの点数はよくなっていくでしょう。

 

まとめ

苦手な社会は克服できます。そもそも社会の勉強自体を家でしていない場合が多いからです。教科書を読んで大切なことを覚え、練習問題に必ずチャレンジするようにすれば、テストの点数は上がっていきます。

テストの点数が上がれば、お子さんは「社会が得意だ!」と感じるようになるでしょう。

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